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甘い時間


甘く長い時間に身を委ねて
ついに夢から覚める時がきた

目覚めればそこは
何もない場所

舗装されたキラキラ光る道も
行き先の決まっている線路も
手を引いてくれる誰かの後ろ姿も
見当たらない

ここからは
このうただけを頼りに

今日からは
この足の向く方へ

雷鳴に心踊らせる子供のように
この名前を呼ぶ声を逃さぬように

道などいらない
向かっていくだけ。

by juni
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